自分だけではなくて

ちなみに、後遺障害には、いわゆる『等級』が認定されます。後遺障害における等級というのはいわばその症状がどのくらいの重さであるのかを表す指標となっており、後遺障害には介護を必要とする等級の1~2級、またはそれ以外の1~14級で区分され、症状が重ければ思いほど等級は上がっていきます。この基準を判断するのは医師であり、それによって公式に私達の症状の重さが決定づけられることとなります。

これは、どのくらいの支援を受けられるのか、また、賠償金にも左右されますので、とても重要な要素であると言えます。それが客観的に認められることによってはじめて、公的に後遺障害を持っているということが認定されるのです。
考えなければならない…として、私達は誰か他人に対して後遺障害を負わせてしまう可能性があるという点です。

たとえ自分の身を守れたとしても他人にその生涯を負わせてしまうことがあるのです。ですから、自分たちの運転に関しては、より慎重であるべき、そして、一日だけでなく習慣的に意識していることを頭に置いておくなら、より良い対処が行えていると言えます。そして、誰かの命を危険にさらすような可能性を、できるだけ低下させることになるのです。

上手な運転とは?

「慎重」であるべき事態は、いわゆる運転時に最大の物が求められると言えますが皆さんは自分の運転に関してどのくらい慎重であるということができるでしょうか。単に法定速度以内の速度で走行しているのが慎重であるとは言えませんし、単に左右確認だけをおこたらないというのも完全に慎重であるとは言えません。本来は安全な運転に必要なそれらの要素を、万遍なく行えている必要があるのです。

そうすることによって、自分だけでなく運転によって命を奪いかねない他人のことも大切にしていると言うことができます。質もそうできる人というのが、本当に上手な運転を行える人、とも言うことができます。
その点で皆さんは、本当に上手な運転ができていると自信を持って言えるでしょうか。

もしその自信が無いという方がおられるなら普段の運転に関してそういった確信を持てる運転の自信を身に付けられることをお薦めします。交通事故は大抵、失敗から学ぶと言うことは通用しません。起こってからでは遅いのです。それによって重大な後遺障害を負うこともあります。ですから、本来は安全な乗り物であるはずの車を上手に乗りこなすためにも、車の運転において本当のプロとなるよう努力することができます。

脳が影響を受けたら

私達の体は連動して動いていますから、どこか一部分が損傷しただけで、他の部位にもその損傷が影響することがあります。損傷した場所が人間の生命維持において重要な部分であればあるほどそうである、と言えますが、例えば人間の生活においてすべての役割を果たしている脳を損傷した場合、生活そのものがうまく行えなくなることがあります。実際に、交通事故時に頭部を損傷したことによって、歩行障害や記憶障害、その他様々な症状が発生して、介護なしでは生活することもできない体になってしまった人もいます。

また、そういった本当に重大な影響ではなくとも、腕や足、またはその他の一部の部位が正常に動作しなくなってしまった、また、思考能力や認知能力が低下した、という方もいます。これを考えると、単に交通事故が体において損傷を与える可能性があるというだけでなく、脳が影響を受けることによって、それが障害として残ってしまう可能性が十分にある、と言うことが分かります。

そしてまた、私達はそれらを自分たちだけでなく、他人にも与えてしまう可能性があるということです。それを考えるならば、私達は自分たちの行っている運転に関して、より慎重であるべきだ、ということが言えます。

後遺障害とその原因

私達の生活は様々なもので豊かになりました。それらの「物」は、私達の生活に密着しているものから、本来は生活そのものには必須では無かったはずの「物」でさえも、今では私達にとっては、自分たちの生活には欠かせないものとなっていることがあります。そういったことを考えると、やはり私達は、自分たちの生活において、過去から現代においても、それらを優先させて生きているということが分かります。いわゆる『生活に必須の物』…それを中心に考えて生きているということです。生活の中心となっているものには、どのようなものがあるのでしょうか。

その一つが、『車』です。皆さんも車を活用しておられると思います。もはや一つの手段ではなく生活にとって必須ともいえる存在になった車ですが、やはりどのような道具であっても同じように、それを上手く使いこなす力や技術というものが必要となります。それはそれを上手く使いこなすならもちろん私達の生活にとっては必要不可欠なものとなるのですが、やはりその使い方を誤ってしまうならば、私達にとってそれが危険な存在となる場合があります。

車は本来便利なものですが、もしその使い方を誤ってしまうなら、例えばそれは誰かに重大な後遺障害を負わせてしまうものになることもあります。それだけでなく、誰かの命を奪ってしまうことにもなり得ます。また、自分自身が交通事故被害で後遺症を負う可能性もゼロではありません。
後遺障害の事例には、どのようなものがあるのでしょうか。また、それをどのように回避できますか。